学校という所には、自治権が有り学校長がその権限を持っている。
自治権を元に校則というものが定められていて、その学校内では有効な規則だ。
しかし、個人の所有物を強制的に没収する権利は果たしてあるのだろうか?
私も学生の頃に先生に没収されたダンヒルのライターの事を思い出した。
当時でも二万円ぐらいはしたと思うが、確か卒業の時に返して貰うはずの約束だったが返して貰っていない。
その頃の私は未成年の分際で生意気にも、洋もくにダンヒルと決込んでいた。
私の事はもういいのだが、今の問題は中学生の娘の携帯電話の問題だ。
同じくらいのお子さんを持つ親御さんなら、同じ様な悩みがある方も多い筈だ。
一つの機能として、保護者がリモートコントロールの様なもので電源をオン、オフできる機能があれば問題は解決するのでは?と考える。
夜中まで携帯をいじったり、学校の授業中に使用したりさせない様にだ。
子供の携帯電話の問題は賛否両論あると思うが、私はホントは子供に携帯電話を持たすのなんか十年早いと思っている。
ただ一旦持たしてしまうと、取り上げると命を取られた位に恨まれる事も知っている。
子供頃、ほぼ毎日学校の先生に叩かれていた。
私もいつもの事なので大して苦痛に思わなかったし、親も学校に文句を言うような事もしなかった。
最近は先生の体罰は厳禁になっているが、私の子供の頃は普通に体罰が行われていた。
体罰と暴力の違いは、受ける側の気持ち一つで大きく分かれる。
ドメスティックバイオレンスと同じ感覚で、同じ行為が行われても当事者双方の信頼関係の有無によっては犯罪となってしまう。
昔の先生というのは聖職であって、皆ある程度の人格者がその職に就いていると思い込みがあったので、文句を言う親御さんもいなかった。
現在は教師の質の低下と、暴力は如何なる場合に於いても使ってはいけない、といった風習により体罰が禁止されているのであろう。
体罰をすべて肯定する訳ではないが、体罰を上手く取り入れる事ができる先生は体罰を使用した方が、有効で効果的な指導が出来るケースも多いと考える。
特にまだ言語を十分に理解出来ていない子供に直感的に物事の善悪を教えるのには、身体の感覚で覚えた方が確実に身に付くであろう。
ただ残念な事にその様な技術を持つ信頼のおける教師は、よくても学校内に1~2人居ればいい方だ。
体罰を生徒に加えて問題になる教師は、その指導の未熟さあまり言動による指導に限界を感じ、体罰へと踏み込んでしまう。
まだ教師自身が指導の未熟さに気が付いている場合は改善の見込みはあるが、自分自身の感情によって暴行をはたらいている事に気が付いていない教師は救いようが無い。
社会と人の多様化により一元的な指導が難しいのも理解できるが、教育者としての自覚と自身のスキルアップに務め、実りのある教育を実践して頂きたいものです。
二年生の三学期に美佳とさおりは、成南中学校教諭の藤井より暴行を受けた。
事件当日に被疑者藤井本人から父親である私に電話が有り、その事実の報告を受けて事件を知った。
その日の放課後に美佳とさおりは、その他の中学生達20~30人で中学校付近の玉出西公園にいた。
そこでは他校の中学生達が、男女入り混じり遊んでいた。
その中の一部の生徒が喫煙をしており、また菓子や飲み物の容器を散乱させていた。
その様子を見た近所に住む住人が、校区である成南中学に通報したのだ。
現場に到着した藤井教諭はさおりに対して、散乱していたごみを片付ける様に指示をした。
その指示に否応無く従って片付け始めていたさおりに、藤井教諭はそのスピードが遅い事に激怒し、頭部を平手で叩くなどの暴行を加えた。
友達が暴行されるのを見ていた美佳は、とっさに止めに入ろうとしたのだが着ていたネルシャツを激しく捕まれ引きずり回されネルシャツのボタンが弾け飛んだ。
美佳とさおりはその現場に居合わせたが、喫煙などの違法行為は一切行っていない。
何ら非も無い美佳たちは、藤井教諭の指示に従い公園の清掃をしていたにも拘らず何故暴行を受けたのだろうか。
藤井教諭から電話による報告は受けたが、その後正式な謝罪はないまま3学期を終えた。
そして新学期になり3年生になった美佳は、藤井教諭の受け持つ3年一組にクラス分けされた。
そして新学期早々に藤井教諭から、頭髪を黒く染める様に指示をされた。
生れ付き頭髪が栗色の美佳だったが、小学生の6年生の時に本人の希望により父親の私が更に明るい髪に染めてあげた事があった。
中学校入学時には、校則に則り美佳の頭髪は黒く染めて登校させた。
その後も藤井教諭たちから強要され3回は黒染めを行っている。
三年生になり再度黒染めを強要された為、私は学校に出向き抗議をした。
藤井教諭は校則により生徒の頭髪は真っ黒でなければならないと主張した。
生まれつき黒髪ではない事は、もちろん何度も説明をしている。
これは明らかな、暴力を背景にした強要行為であり著しい人権侵害である。
私は法的に訴える事も視野に入れ、再度黒染めをする事を受け入れずいたが、美佳にその判断を委ねた。
美佳は再度黒染めをすることを選択した。
そして次の日、黒染めを施し登校した美佳に藤井教諭は、まだ染めむらになっているから染め直すように指示をした。
近所の誰が見ても皆、美佳の頭髪は普通の黒髪だった。
そして次の日から美佳は学校に行かなくなってしまった。
これは尋常では無いと判断した私はすぐさまに大阪市教育委員会に電話を架け、暴行事件から現在に至るまでの経緯を担当の大西委員に報告した。
大西委員はすぐさま成南中学に対して、事情聴取と指導をする事を約束してはくれたが、その結果の報告についての約束は無かった。
その後何日か美佳は学校を休んだ為に、藤井教諭から自宅に電話が架かった。
私は藤井教諭に教育委員から指導があった事を聞かされたが、その時の対応は以前と何ら変わらない様子であった為、学校長に電話を代わるよう要求した。
電話口に出たのは教頭先生ではあったが、すぐさま私の自宅に謝罪に伺いたいと仰られるので、学校長と教頭先生に自宅までご足労頂くことにした。
学校長は本年度から赴任したばかりで事情がよく解からない事を強調して述べたが、藤井教諭の過去の暴行事件の数々を聞かされると真摯な態度で謝罪をして頂いた。
藤井教諭は玉出西公園事件の以前にも女子生徒に対して、クラスメイトの面前で女子生徒の制服を破き下着姿をあらわにするなどの暴行事件を数回起こしていた。
被害を受けた女子生徒の精神的なダメージは計り知れない。
私が数々の暴行事件についても藤井教諭に問い質すと、すでに決着がついているからと言い、美佳の件についても本人と話をさせてくれる様に言ってきた。
反省をしている所か、更なる脅迫を行う事になるのは目に見えている。
藤井教諭は今後は二度と暴力は振るわないと言うが、過去の事件を検証、反省している様子は全く感じられない。
抗議をする私に対しても反抗的で全く反省の色は無く、カウンセラーの立場で見ても非常に危険な精神状態である。
責任追及をする私から如何に逃れようか、としか考えていない態度がありありとその表情から読み取れた。
繰り返し被害者を出さない為にも、藤井教諭のこれまでの暴行事件を徹底究明し、社会人として責任を明確に取って頂く事が妥当だと判断できる。
学校側の自治権に基づき何らかな処分がされないのであれば、生徒達の安全の確保の為にも法的な処置が急務ではなかろうか。
学校長がこられた2日後、登校を渋っていた美佳を私は必死で登校するように勧めていた。
その時に教頭先生から電話があり、再度藤井教諭と共に我が家に訪問し謝罪をしたいとの要請を受けた。
私は先日教頭先生にお伝えしたとおり、藤井教諭に謝意があるのなら書面を持って伝えて頂く様にと、再訪については丁重にお断りした。
教頭先生はなんとか面談により藤井教諭に謝罪をさせたい旨を強く要望されたが、書面による謝罪については同意されなかった。
やはり教頭先生も藤井教諭も同じく、学校側の犯罪行為を書面にすれば証拠を残す事となるのでそれを嫌がったのであろう。
面談や口頭での謝罪も証拠としては、書面となんら代わらないことを知らないのであろうか。
私も書面による謝罪を決して強要をしない事を強調して、教頭先生にお伝えした。
この事実により学校側がこれまで事実関係を誤認していた事と、教師の犯罪行為を知り得た後もその事実を隠蔽しようとしている事が明白になった。
教育者の立場に限らず、非を素直に認め被害者に対して誠意ある対応をするのは人として当然の義務ではなかろうか。
私は5月7日迄に書面による謝罪が無き場合は、法的手続きに入ることを教頭先生にお伝えした。
五月一日に教頭先生と藤井教諭が私の自宅に突然現れ、玉出西公園の暴行事件について話しに来られたが、先だってから要求している謝罪文は持参されておられない様子なのでお引取り頂いた。
そのつかの間に今後は別の年配の英語の先生が没収していた携帯電話を持ってこられた。
学校の先生と言うのは、本当に世間の常識からかけ離れている事が再確認できた。
一度目の訪問の際にも、私は自宅で業務をしている為、訪問は予約後にして頂くようにお願いをしているのにも関わらず、再三再四に渡り、押しかけてこられ非常に迷惑をしている。
携帯電話についても、何の連絡も断りも無く没収している為、此方としてはその機器の返却に応じるつもりはない。
つづく、
文責 ストーカーバスターズ カウンセラー 荒木 謙将
<記事投稿先>
毎日新聞 「みんなの広場」への投稿 https://form.mainichi.co.jp/annuncio/hiroba/
朝日新聞 「こちら調査報道班」の専用フォーマット https://www.joho.asahi.com/
読売新聞 http://info.yomiuri.co.jp/contact/faq/faq04.html
ではどうすればストーカー被害に遭わずにいられるかと言うと、まずは対象者から逃げずにきっちりと決着をつける事である。
そもそも恋愛を始める時から相手に自分にとって都合のいい事ばかりを求める人は、付合い始めて相手の良くない面に気付いた頃に嫌いになって別れたい、と思うようになるのではないでしょうか。
私はそれほど恋愛経験豊富なわけではありませんが、失恋をして傷つく事を覚悟していない人は始めから恋人を作らない方がいいと思います。
恋愛と言うのは傷つけ合いながらもお互いの感性を磨き合い、感情のコントロールを学ぶ為にするものだと私は考えます。
良い所を見て好きになったから付合って、悪い所を見て嫌いになったから別れる。
逆に私個人的には遊びの恋愛はそんな感じでもいいと思うのだが、誰もが同じその様な考え方とは限らない。
また二人共同時に嫌いになって別れられるといいのだが、そう都合よくは行かないものだ。
貴方は対象者に二人の考え方や想いが違うことを、しっかりと理解させる事が肝要だ。
しかし二人でどれだけ話し合ったとしても、どうどう巡りで決着の着かない場合は、然るべき人物を間に入れて解決する方法もあるだろう。
仲裁に入る人は中立的な立場で、双方の言い分を十分に理解できる人に限られる。
貴方の親や兄弟ではどうしても自分の身内びいきになってしまい、感情的になってしまい状況を悪化させる事もあるので避けるべきである。
また絶対にしてはいけない事は、未決着の間は電話番号やメールアドレスを変えたりしてはいけない。
警察に相談に行くとよく電話番号やメールアドレスを変えなさい、酷い人になると引越しをしなさい、などとアドバイスされるがそうすると事態は必ず悪化するので決してしないで下さい。
連絡方法を絶たれた対象者は、突然に貴方の自宅や勤務先に現れたり立ち回り先に待ち伏せをする様になるかもしれません。
そうなると貴方はこの先一生の間、対象者の影に怯えながら暮らして行かなければならなくなる事でしょう。
最近の依頼の傾向として、以前と比べて複雑な案件が多くなった。
以前は単純に未婚者間の恋人が別れ話からストーカーになるケースが最も多かったが、最近多いのが不倫相手がストーカーになるケースだ。
中にはストーカー行為だけではなく、お金が絡んできたりもする。
双方とも家庭持ちでいわゆるダブル不倫といった事案も珍しくは無い。
クライアントはなんとしても家族に内密で処理して欲しい、と懇願する。
当然対象者はクライアントのそういった弱みを知っている為に、そこを突いてくるのである。
ストーキングだけではなく、ほとんど恐喝行為で金品を奪われたクライアントも実際にいた。
そのようなケースでは、まず家族にある程度ストーカー事案を打ち明けるようにクライアントに勧めるのだがなかなかできない人が多い。
いかなる交渉事の基本は相手に弱みを見せないことに尽きる。
自分はこういったケースでは、クライアントの身内として対象者と相対する。
対象者にもうクライアントの家族には対象者との問題がオープンになっていると想わすのが狙いだ。
対象者の面前でクライアントを叱り飛ばす様な事もしばしばやる。
対象者に対して恫喝するよりも安全だし、身内としての立場で叱るので迫力も出る。
それを見た対象者のほとんどは、こんな身内がいる相手に手を出したら下手したら自分にも危害が及ぶのではと危惧する事だろう。
ストーキングをする人全体にいえる事だが、ストーカーは自分よりも強い相手にはストーキングできないものである。
そのあたりはドメスティックバイオレンスやいじめの問題とも共通しているように思う。
つまりは相手に弱みを見せるから、逃げ腰になるから対象者から追い掛け回されるのである。
私がクライアントと対象者との間に入った瞬間にその立ち場は逆転することも多々ある。
対象者と面談をしてものの30分位で完全解決した様な事案も珍しくは無い。
これまでさんざん追われていた立場から逆転したクライアントが、今度は対象者に詰め寄り責立てるということ結構もある。
これまで不安で不幸のどん底の様な顔をしていたクライアントの顔が、だんだんと明るく元気になり、うつむきかげんだった姿勢もシャッキとしてくるのを見るのが、私にとっては仕事をしていて一番充実感を味わえる時だ。
さて、そろそろどうやってストーカー問題を解決するかについて書いてみよう。
どんな事案にも共通して言えることは、まずはクライアントにこれまでの経緯や現在の心境を十分に聞かせて頂きながら、クライアントと十分な信頼関係を構築する事が重要だ。
特にクライアントの身内として対象者と対峙する場合は、私も本当の身内としてのモチベーションを上げていかなければならない。
実際に私はクライアントと一生のお付合いを約束させて頂いていて、何かあれば何時でも頼りにして頂きたいと思っている。
私は社交的で人懐こい性格なので、初対面の人でもすぐに打ち解けられるのだが、クライアントによってはすぐには難しい人もおられるので、その方に応じて時間を掛ける様にしている。
一番大事な事は対象者よりも私の方がクライアントとより密接な関係であることを、対象者にアピールし感じさせる事だ。
この人の言うことなら聞かざるをえないな、といったクライアントとの関係性を第一印象でどれだけ対象者に植付ける事ができるかに懸かっている。
このあたりは警察に訴えを起こしたり、弁護士さんに依頼した場合との大きな違いだ。
警察官や弁護士さんは対象者に間違っても危害を加えたり、一生関わり続ける事は無いだろう。
私達には国家権力も弁護士の資格も無いので、心からクライアントの為に体を張ってでも対象者と対峙するのだという強い気持ちが必要なのだ。
断っておくが対象者と会って話し合うのに、クライアントから料金は頂かない。
私の仕事はあくまでクライアントに対してのカウンセリングで、対象者との示談交渉ではない。
精神的にいかれたストーカーと対峙する事も多いので、私の仕事はとてもリスキーだ。
実際に身の危険を感じる事もある。
中にはナイフや日本刀を用意して来る奴もいた。
勿論こちらはまるごしである。
それよりもっと酷いのはストーカーから訴えられて警察に逮捕されたことが過去に一度だけある。
またその案件については、個別案件の紹介として後日書こうと思うのだが結論だけ言うとすべて不起訴で処分は免れた。
しかし22日も警察署に拘留されるわ弁護士費用は費やすわで、踏んだり蹴ったりだった。
事件の片がついた後に、担当の刑事さんが電話で娘に謝ってくれたのが唯一の救いだった。
その時お世話になった東京の弁護士さんに、「ホントにドンキホーテみたいな仕事だね、」と嫌味を言われた事を今でも忘れられない。
しかしどんなにうまくいかない時でもストーカーといえど同じ人間だし言葉さえ通じれば、いつかはきっと解かり合えるものだと信じている。
私はある意味ストーキングをする人より執念深いのかもしれない。
これまで対象者が確定されている案件では、解決できずに諦めた事案は過去に一件も無い。
この仕事を始めたころだが、ほぼ毎日ストーカーの女の子と電話で6ヶ月もかけてカウンセリングをしていた事もあるぐらいだ。
解決までに掛かる期間はケースバイケースだがストーカーが「もうしません、」などと言ってはっきりと白黒つくケースばかりでもない。
特に女性のストーカーの場合などは、自身のストーカー行為を認めない方が多いので曖昧な決着方法をとる事も実際にはある。
私は過去の事実関係も大事ではあるが、これから先の未来の方がもっと重要だと考える。
そういったケースで困るのはクライアントにどの様に説明するかだが、証拠のないものを状況証拠だけで立証してストーカー行為を強引に認めさせても、遺恨が残るだけで本当の解決には逆に遠回りであることを説明する。
私達の仕事は犯人探しではないのだ。
法的な解決を望まれるのであれば、探偵を使って証拠を収集した後、弁護士に依頼し警察に被害を届けられるといい。
私はストーカー問題の多くは当事者双方の問題であって、どちらかが被害者でどちらかが加害者だといった様には考えたくはない。
本当の問題が解決する時というのはむしろ相手方がどうなるかではなく、クライアント本人が問題の原因を理解し消化できた時だと私は考えている。
ストーカー対策の観点からは外れるのだが、人生における様々な失敗や経験に無駄なものは無く、その人にとっては大事な試練なのだと私は考えます。
法律に抵触した加害者を処罰する事だけで、本当に問題が解決し被害者の将来にプラスになるとは思わない。
私はストーカー対策の専門家としてより確実で安全な解決方法をクライアントに指導させて頂き、この問題を一緒に解決する事がご自身の成長にもつながるという事に気づいて貰いたいのだ。
決してお化け退治の業者と同じ様には思って欲しくは無い。
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「もうストーカーなんてこわくない!」
ストーカーバスターズ カウンセラー 荒木 謙将
ストーカー対策を専門に相談を受け付けていると、ご相談者の方からよくこんな質問を頂く。
「相手は普通じゃないですけど大丈夫ですか?」
「一体どうやって説得するのですか?」
「その場限りでまた酷くなりませんか?」と
相談に来られるまで一人で何とかしようと考え悩み、またいろんな書籍などで研究されてこられた方のほとんどが残念ながら間違った結論に達しておられる事が多い。
細かい所はケースバイケースではあるが、基本的な間違いは皆さんはまず対象者(ストーカー)をどうにかしようと考えていることだ。
なんとか相手も傷つけずに、怒らせずに立ち直って欲しい。と仰る方も多い。
そんな方には少しきつい言い方だとは思うが、私ははっきりとこう申し上げています。
「ハッキリ言ってそれは貴方の出来ることではありませんよ。」
「問題を解決するという事は、貴方自身が変わるという事なんです。」
「ストーカー問題を解決するのは貴方の相手方に対する対応次第なんですよ。」
貴方が今抱えている問題と言うのはすべて貴方自身が作り出したものであり、貴方にとってクリアしなければならない大事な試練であるという事、クリアする為には貴方自身が成長しなければならない事をまずは理解して貰いたい。
とは言ったもののいきなり人間変われるものではないし、自分一人で解決できない問題も誰にでも一つや二つはある。
そういった場合は専門家に頼る方が安全でかつ近道であるケースもあるだろう。
さて、それではどの様にしてストーカーを退治するかと言うと、実は退治なんかはしない。
「なんやねん!」って言われそうだが、これから私達のやる事はストーカーを退治するのではなくストーカー問題を解決するのだ。
私がこの仕事を始めたばかりの頃は、依頼を受けるとたちまち対象者の自宅か職場に乗り込んでいって「てめーこのやろー」って感じでやってましたが、現場を何度か経験するうちに何か違和感を感じてきた。
ストーカーと呼ばれてる奴の中には意外といい子が多いことに気づいたんです。
逆にクライアント(依頼者)の方が私から見て嫌な奴が結構いた。
ストーカー問題の解決後にお礼の連絡をくれるのはいつも対象者(元ストーカー)の方なのです。
これは自分のやり方は対象者の言い分も十分に聞いてやるという事と、何よりも対象者にクライアントを一度だけだが会わせてやるといった手法を採る事がその要因であろう。
きっちりと納得も得心もさせてストーカー行為を止めさせるには、いかに対象者の懐深く入り込めるかに懸かっている。
対象者に対して下手に迎合するのは最もいけないが、全く理解も共感もしないでいると説得するのも難しい。
さて皆さんの持つストーカーのイメージってというのはどんな感じだろうか?
おそらくは精神的にが異常で恐ろしく執念深く尚且つ凶暴!といったモンスターの様なイメージを持つ人も多いのではないだろうか?
実際にそんな対象者も過去に何人かはいたが、多くは普通に社会生活を送っている一般人だ。
クライアントの元交際相手がストーカーになったケースなどは特にそうだ。
初めからストーカーになりそうな人だと分かっていて付き合いを始める人は皆無であろう。
つまりは付き合い始めは良い人だったのに、付き合いが深くなるにつれ束縛が強くなったり、強要が多くなったりして別れたいと思う訳だ。
その後にうまく別れ話を相手に伝えることが出来ないか、別れ話しはしたけれども相手にまったく受け付けて貰えないので連絡を取らない様にすると、相手方は怒り出し執ように連絡を取ろうとする。
この辺りから貴方は相手方に恐怖を感じはじめ、何とかして相手方から逃れる方法はないかと考え出す。
そして、その結果相手方をどんどんストーカーに変化させていくのである。
初めからストーキングを目的にしているストーカーは案外少ない。
初めはただ好きな人に会いたい、声が聞きたい、伝えたい事がある、そんな感じなのだが、相手に避けられ煙たがられ出すと今度は相手に対して裏切られた、騙された、などといった被害的妄想が生まれてくる。
そうなって来ると対象者は何が何でも相手を捕まえて、自分の想いを伝えなければといった使命感に燃えだし、接触を拒む相手に対して激怒するようになる。
この時点で対象者からのメールや電話の着信がオニのように入るようになる。
毎日相手に届かないメールや電話を繰り返すうちに、電話やメールをする事自体は手段ではなく目的にすり替わってくる時が来る。
私はこの辺りがストーカーの誕生ではないかと考える。
直接相手と連絡が取れなくなると、今度は勤務先や、自宅、実家、友達といった貴方の関係先の所にもアプローチをしてこられる場合も結構ある。
「彼女が最近おかしい」「何か大変な事件に巻き込まれているかも」
などと言って、友人や知人にコンタクトをとってくるケースも実際によくある。
貴方は周りの人に心配を掛けることを避ける為に、対象者に否応無く連絡をしてしまう事だろう。
ストーカーにとってはしめたものである。
こうして貴方に対して一定の嫌がらせをすれば、ストーカーは貴方と連絡がとれるという事を学習する。
一度は別れられたと思っていた相手からしつこく言い寄られ、仕方なく迎合してしまったりするとストーカー化する恐れがある。
別れた恋人と何度もよりを戻した事のある人も要注意である。
その様な状態に陥ってしまった場合、貴方はきっと誰かに相談を持ち掛けようとするだろう。
貴方の親、兄弟、友達、若しくは警察や弁護士といったとこだろうか。
そして相談を受けた人の中には、対象者と話をつけてあげようと言ってくれる人もいるかもしれない。
ほとんどの人は、被害に遭っている貴方の為に対象者になんとか諦めて貰おうと説得を試みる事だろう。
間違いである。
対象者は見ず知らずの貴方の身内の言うことなど聞きしない。
いや、聞くふりぐらいはするだろう。
ただそれは一時的ものだけであって更に対象者を怒らすことになる。
2人だけの問題なのになぜ関係ない第三者を入れるのかと。
そして被害はその第三者の方にも拡大し、貴方とその方との関係も険悪になるかもしれない。
警察や弁護士を入れる場合はまたちょっと勝手が違ってくる。
よく「警察に相談に行こうと思っていますが、、、」と言った相談を受ける事があるが、基本的に言って警察は相談に行く所では無く被害を届けて出て、加害者に法的処罰を与える為に捜査をする為の公務機関だ。
弁護士さんに依頼をすると、法律に基づいた法的な警告を内容証明等で相手方に通告してくれることだろう。
対象者がストーカー規正法などの法律に抵触していたとして、法的な警告や刑事罰を与えたりする事で本当に問題が解決するのだろうか?
実際にストーカー規正法が施行されてから、私達の所に相談にこられる方の件数自体ははかなり減った様に思う。
法的な規制によって、ある程度のレベルのストーカーは鎮圧されているのだと示唆される。
ただストーカー規正法の施行後もストーカーによる凶悪犯罪も後を絶たないのが現状だ。
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